最新医療!圧迫骨折が劇的に改善!

 高齢者の三大骨折といえば手をついたときのコレス骨折、横向きに転んだ時の大腿骨頸部骨折、尻もちをついたときの脊椎圧迫骨折だったと思います。
 脊椎圧迫骨折はいい治療法がなくコルセットをつけて安静という消極的治療が中心でした。
 今回、潰れた椎体(背骨)を椎体用風船で元の形に戻し、その後セメントで固めるという手術が保険適応になったそうです。
 いままでもセメントで固める方法はありましたが、保険はきかず、固まる前に血栓のように飛んで、肺血栓や脳血栓などを起こすリスクがあり、あまり広がってなかったそうですが、今回の方法はまず風船で空間を作り、その中にセメントを流し固めるため、飛んでいくリスクがなくなったということでした。リスクは急に改善するため、急に行動範囲が広がりこけてしまうことがあるそうで、リハビリをしながら活動範囲を広げることが大切だそうです。
 福岡県では新小文字病院と福岡市の病院の二つしかできません。
 圧迫骨折で困っている方は、いつでも中村よしおに声をおかけください。