今、政治家に求められるもの① スピード

8月7日に選挙管理委員会に提出した署名簿の確認が27日に終わります。28日には有効署名数がわかります。
さて、今回の議員定数削減直接請求に対する議員の意見の中に「時間をかけて議論しなければならない。早急すぎる」という声があります。私は昨年の9月議会中に各会派の代表者に削減の提案を行いました。あれから1年経とうとしています。議員のいう時間と市民の皆さんの時間の感覚は果たして同じでしょうか?時間をかけて丁寧に議論することはもちろん大切なことです。しかし、世の中はものすごい速いスピードで変化しています。定数削減でいえば、4年延期することで11人で削減で計算すると約8億8,000万円の税負担が必要になります。時間は集中的に使えば期間はかかりません。
北九州市は政令指定都市で最も貧しく、最も社会保障費が必要な都市です。急いで財政再建を行わないと、子供や孫たちの世代に取り返しのできない負担を課すことになります。
北九州市は他の都市よりスピードが必要な街なのです。だからこそ北九州市の政治家にスピード感覚が求められるのではないでしょうか?