議員定数削減 適正な人数は?

先日、橋本大阪市長が衆議院議員の定数を半分の240が望ましいと発言していました。適正な人数の根拠はありません。政令指定都市の定数は昨年まで上限のみが規定されていました。しかしそれもなくなり、今年からは減らすことも増やすことも自由にできるようになってきました。
少なすぎれば議論が成り立ちません。しかし現在の北九州市議会では議員間の討論は殆どありません。それぞれの議員または会派が執行部に向けていうのみです。さらに執行部には反問権もありません。議員の言いっぱなしです。ちなみに前任期4年間で1回も質問しなかった議員は64人中12人です。
多ければ確かに少数意見を拾い上げることがしやすくなります。しかし数の前に本当に議員が特定の人や組織の代弁者でなく市民全体のことや北九州市の将来のことを考えて意見を上げ、議論しているのかが大切ではないでしょうか?
それなくして、これだけの議員が必要という根拠にはならないと思います。
北九州市は100万都市平均、政令市平均より10人以上多い、福岡市と比較すれば20人多い、他都市より多く必要である説明ができなければ、少なくとも最低でも平均くらいにはするべきです。