議員定数削減へ一歩前進

昨日、北九州市議会第2会派「ハートフル北九州」(民主党と社民党)が議員定数削減を議長に申し入れしました。「今後は各会派に対して定数削減に関する検討協議会の設置を求める」「合意ができるなら、来年の市議会議員選挙に間に合わせたい」という内容であり、具体的な人数の提示はありませんが、一歩前進したことは間違いありません。
今回の直接請求で集まった市民の皆様の声がついに議会を動かし始めました。
本日10時から本会議一般質問で「なぜ、議員定数削減が必要なのか?」を話しました。①大多数の市民の要望、②他の政令市に比べ10人以上多い議員数、③北九州市の現状及び将来の財政難が理由であることを説明しました。
予想はしていましたが議員さんからは全く拍手がなく、傍聴席の皆さんからは多くの拍手をいただきました。
傍聴席は137名しか入場できないため、他の会議室でモニターを見ながらの方も多数いらっしゃいました。大変申し訳なくお詫びいたします。
しかし、過去ほとんどないような人数の方に来ていただき、議員さんには今回の署名をしていただいた方の思いが伝わったのではないかと思っています。
本当にありがとうございました。
次は直接請求請求代表者としての意見陳述です。10月1日くらいの予定です。

また、税金の無駄遣いが・・・

 特例公債法案が可決されないため、地方交付税を当面支給しないという。多くの地方自治体は地方交付税に頼っており、北九州市は政令市の中で最も依存している都市である。
 足りない財源は一時借り入れでしのぐしかないのだが、当然利子が発生する。この利子も税金である。本来必要のない支出を作った財源はどこが支出するのだろうか?
 自分のことしか考えない国会議員さんたちに本当に怒りを感じる。今回の件で発生した利子は国会議員が負担してほしい。
 他人ごとではありません。皆さんの税金が無駄使いされているのです。怒れ国民!支持する人がいなければ、ぜひ選挙では白票を投じてほしい!!

議員定数削減 適正な人数は?

先日、橋本大阪市長が衆議院議員の定数を半分の240が望ましいと発言していました。適正な人数の根拠はありません。政令指定都市の定数は昨年まで上限のみが規定されていました。しかしそれもなくなり、今年からは減らすことも増やすことも自由にできるようになってきました。
少なすぎれば議論が成り立ちません。しかし現在の北九州市議会では議員間の討論は殆どありません。それぞれの議員または会派が執行部に向けていうのみです。さらに執行部には反問権もありません。議員の言いっぱなしです。ちなみに前任期4年間で1回も質問しなかった議員は64人中12人です。
多ければ確かに少数意見を拾い上げることがしやすくなります。しかし数の前に本当に議員が特定の人や組織の代弁者でなく市民全体のことや北九州市の将来のことを考えて意見を上げ、議論しているのかが大切ではないでしょうか?
それなくして、これだけの議員が必要という根拠にはならないと思います。
北九州市は100万都市平均、政令市平均より10人以上多い、福岡市と比較すれば20人多い、他都市より多く必要である説明ができなければ、少なくとも最低でも平均くらいにはするべきです。

買い物難民

買い物難民という言葉があります。
高齢化が進みまた大型店舗の出店による商店街や比較的小さなスーパーがなくなることにより、車などの交通手段のない高齢者が買い物が出来ない人たちが増えてきました。特に高台にお住まいの方は大変です。
小倉北区の泉台校区は「出前市場」を月に2回開催し、併せて高齢者のふれあい昼食会を実施しています。
今日はその様子を見に行ってきました。たまたま同様の問題を抱えているということで愛媛のNHKが取材に来ていました。
「出前市場」は始めて今年の11月で丸2年になります。初めは野菜だけだったのが、先月から魚や肉の販売も開始し好評だそうです。
それぞれの地域で課題は違います。これからはそれぞれ独自の工夫していくことが大切になってくるでしょう。

今、政治家に求められるもの② 行動力

議員になって感じることは、新しく変えることへの抵抗。もちろん今までの経過や伝統は大切です。しかし変化も必要。なぜ変えられないのかの議論はなく、慣例という一言で片付けられていきます。
いうのは簡単、しかしなぜか行動は難しい。
議員定数削減は国会議員はもちろん選挙の時には市議会議員のなかにも公約のように言っている人はたくさんいます。しかし、今回の直接請求に協力してくれる議員がいないのはなぜでしょうか?署名期間中にも「同調して一緒にやってくれる議員はいないの?」とよく言われました。
私のやり方が悪いのかもしれません。であれば違う方法で変えるための行動をとっていただきたいと思います。